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完璧な紅茶の淹れ方

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完璧な紅茶の淹れ方とは?

How to make the perfect cup of tea
有名どころによる"完璧な紅茶の淹れ方"を紹介しましょう。
  ジョージ・オーウェル
  英王立化学会
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a) ジョージ・オーウェルによる紅茶の鉄則
  1. 中国ではなくインドかセイロン産のお茶を使用する。
  2. ティーポットを使用する。(できれば陶磁器製)
  3. ポットはあらかじめ直接温めておく。
  4. 紅茶は濃いもの。1リットルに対してスプーン6杯の茶葉を。
  5. ポットの中で茶葉が動けるように、ティーバッグや茶漉しは使わない。
  6. ポットをやかんのそばに持っていく。(沸騰したお湯をすぐに注げるように)
  7. かき混ぜるかポットを揺すって茶葉が底に落ち着くまで待つ。
  8. 平たくて浅いカップでは冷めてしまうので、深いマグ型のカップで飲む。
  9. クリームを入れてはならない。
  10. 紅茶にミルク(牛乳)を加える。(紅茶が先で、その逆はダメ)
  11. 砂糖は入れてはいけない!

*ジョージ・オーウェル(George Orwell, 1903-50)はイギリスの作家・批評家で、『1984年』や『動物農場』が有名。これは1946年1月12日のイブニング・スタンダード誌に掲載された「一杯のおいしい紅茶」から。
b) 英王立化学会による完璧な紅茶の淹れ方
★オーウェルの生誕100年を記念して11ヶ条を再検証。
  • スプーン6杯の茶葉は多過ぎ。スプーン1杯で良い。
  • お茶を注いだ後にミルクを入れると牛乳のタンパク質を変性させてしまうので、予め冷たいミルクをカップに入れてから熱い紅茶を注ぐ方が良い。
  • オーウェルは「ビールが苦いのと同じように、紅茶は苦い飲み物なのだ」と言うが、砂糖は入れても良い。
  1. ポットを温める
    やかんに水(ミネラル分の少ない軟水)を入れ沸騰させる。ティーポットには水を入れ電子レンジで1分温め、水は捨てる。
  2. ポットにお湯を注ぐ
    スプーン1杯のアッサムの茶葉をポットに入れ、すぐに沸騰したお湯を注ぐ。ティーコージーはしない方が良い。
  3. かき混ぜる
    お茶をかき混ぜて3分間そのままにする。
  4. ミルクを入れる
    陶磁器製のマグカップに先に冷たいミルクを注ぐ。
    砂糖を加えても良い。
  5. いただきましょう
    65度ぐらいで飲むのが最適。
    (熱すぎるとすする音を立ててしまうので。)
英王立化学会(The Royal Society of Chemistry) 24 June, 2003
さすがこういう事にこだわる英国人(ユーモア含め)。
 正しい紅茶の淹れ方は、ポットもカップもあらかじめ温めておいてからポットに適量の茶葉を入れ、熱湯を注いで数分蒸らし、カップに注いでいただくというもの。そこまでちゃんとするのが面倒な時でも、必ず守りたいのは熱湯、熱いお湯。紅茶はちゃんと熱いお湯で淹れましょう!
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