お茶の分類
紅茶も緑茶もカメリアシネンシスというツバキ科の茶の樹からできていて、発酵(茶葉に含まれるタンニンが酸化して発酵する)が進むと赤みを帯びてくる。茶葉の発酵は火を通すと止まるので、緑茶は製造工程の最初で火にかけられる。
良かったらポチっと→
コメントはこちらへ!→ゲストブック
★右の欄を見るにはスクロールしてね→→→
発酵 | 色 | 名 称 | メ モ | |
---|---|---|---|---|
発 酵 の 度 合 |
不発酵 | 緑茶 green tea |
龍井茶(ロンジンちゃ) | |
弱発酵 | 黄茶 きちゃ ファンチャ |
君山銀針 | 悶黄という方法で酸化酵素を使わずに 発酵させたお茶。悶黄を行う前に 軽く酸化酵素による発酵も行われる。 | |
白茶 しろちゃ パイチャ |
白牡茶(パイムータン) 白毫銀針 | |||
半発酵茶 | 青茶 blue tea |
ウーロン茶 鉄観音茶 | ||
完全発酵茶 | 紅茶 black tea |
紅茶 | 最終段階まで 発酵させたもの。 | |
微生物 による 発酵 |
後発酵茶 | 黒茶 |
プーアル茶 |
- 凍頂烏龍茶、高山烏龍茶
凍頂烏龍茶は台湾で作られる烏龍茶。発酵度が低めで緑茶に近い味。
高山烏龍茶は標高1,000m以上の高山で収穫されたお茶。阿里山(ありさん)、杉林渓(さんりんし)、梨山(りさん)などは産地名。 - ルイボスティー (rooibos tea)
ルイボス(アフリカーンス語でRed Bush)は、南アフリカのセダルバーグ山脈一帯にのみ自生するマメ科の低木。
ルイボスティーの水色は深い赤褐色で、ほんのりとした甘い香り。ノンカフェイン(デカフェではなく元々カフェインを含まない)。bush tea, redbush tea, red teaなどの名で呼ばれることもある。
発酵していないグリーンルイボスもあり、ポリフェノールが多く含まれている。赤い発酵ルイボスよりも飲みやすい(気がする)。
コメントはこちらへ!→ゲストブック
紅茶の種類
クラシカル (Classical)
フレーバーティー (Flavoured teas)
ブレンドティー(メーカーにより様々)
かっこ内は産地。紅茶の名前は、殆ど産地の名前がついています。 牛乳パック印はミルクティー向き。フレーバーティーはストレートでどうぞ。ティーカップ印は私のお気に入りです。
フレーバーティー (Flavoured teas)
ブレンドティー(メーカーにより様々)
かっこ内は産地。紅茶の名前は、殆ど産地の名前がついています。 牛乳パック印はミルクティー向き。フレーバーティーはストレートでどうぞ。ティーカップ印は私のお気に入りです。
クラシカル (Classical)
- Assam アッサム
(北インド)濃い味。ミルクを入れていただきましょう。 - Ceylon セイロン
(スリランカ)鮮やかな色。ミルクティーに合います。 - Darjeeling ダージリン
(北インド)世界三大紅茶の一つ。「紅茶のシャンパン」The champagne of teas、マスカットの香りといわれるお茶。お店で「紅茶」といって出てくるのはこれが多いように思います。 - Uva ウバ
(セイロン南東部)世界三大紅茶の一つ。ミルクティー向きのお茶。 - Dimbula ディンブラ
(セイロン西部)ミルクティーに合います。 - Nuwara Eliya ヌワラエリヤ
(セイロン中東部)標高の高い地域で出来るお茶。 - Ruhuna ルフナ
(セイロン南部)南に位置するルフナはシンハラ語で「南」。 - Kandy キャンディー
(セイロン)飴ではありません。スリランカ中央の地方名。 - Kenilworth ケニルワース
(セイロン西部)ディンブラ地方の農園のお茶。 - Sikkim シッキム
(北インド)ダージリンの北隣シッキムのお茶。 - Nilgiri ニルギリ
(南インド)高地ニルギリは現地語で「青い山」。明るい紅色のお茶。 - Keemun キーマン(祁門)
(中国) 世界三大紅茶の一つ。安徽省(あんきしょう)産の大葉のお茶。 - Lapsang Souchong ラプサン・スーチョン(正山小種)
(中国) 主に福建省産のスモーキーな中国茶。松柏(しょうはく)の煙で燻した独特の香りは、黒くて丸いお腹の薬に似ているとの説も…。好き嫌いがはっきりしそうなとてもクセのあるお茶。 - Jasmine ジャスミン(茉莉花茶)
(中国) 花の香りのお茶。中華料理の後にいただくと、さっぱりして良いです。 - Kenya ケニア
(ケニヤ) アフリカ最大の紅茶生産国ケニヤのお茶。葉が小さく濃いめなのでミルクティー向き。 - Java ジャワ
(インドネシア) 爽やかな香りのお茶。
フレーバーティー Flavoured teas
- Earl Grey アールグレイ
紅茶にベルガモット(イタリアのシシリー島原産のレモンに近いオレンジのような果実)・オイルを加えたフレーバーティー。 19世紀にチャールズ・グレイ伯(=アールグレイ)が開発。フォートナム&メイソンのはちょっと変わっていてスモーキーできのこっぽい。→アールグレイ特集 - Lady Grey レディーグレイ
オレンジピールとレモンピールにベルガモットの香りのオリエンタルなお茶。柑橘系のアールグレイといったところ。 - Apple アップル
りんごの香りのお茶。他にもピーチ、ブラックベリー、ブラックカラント、クランベリー、レモン、ラズベリー、ストロベリーなど果物の香りのお茶はたくさん。 - Passion Fruits, Mango & Orange
パッションフルーツ、マンゴー&オレンジ、フルーツの甘い香りにオレンジの爽やさも加わった紅茶。(トワイニング) - Mango & Passion Fruit マンゴー&パッションフルーツ
顆粒のインスタントティー。マンゴー系が好きなんです。(ウィタード) - Caramel キャラメル
キャラメルの香りのお茶。 - Old English Fruits オールド・イングリッシュ・フルーツ
マルメロ、プラム、りんごのフレーバーティー。フルーツいっぱい。(ウィタード) - Summer Pudding サマー・プディング
夏のプリンとは、ブラックカラントとストロベリーのお茶。(ウィタード) - Vanilla バニラ
とっても甘いバニラの香りのお茶。甘いのは香りで、味ではないですよ。
ブレンドティー
- English Beakfast イングリッシュ・ブレックファースト
セイロンの香りとアッサムの強さ、ケニヤの色合いのブレンドティー。“朝の目覚めに”という事は濃いお茶なのでミルクを入れて。 - Irish Beakfast アイリッシュ・ブレックファースト
やはりアイリッシュ、強くてリキュール入りのお茶。 - Afternoon Blend アフタヌーン
ジャスミン、ローズペタルにベルガモットの香りの中国茶。(ウィタード) - Orange Pekoe オレンジペコ
セイロンにオークの香り。オレンジペコは茶葉(枝先から2番目の若い葉)の名前とブレンド名と両方あります。 - Prince of Wales プリンス・オブ・ウェールズ
キーマンをブレンド。 - Queen Mary クイーン・メアリー
ダージリンにメアリー女王の好んだ味と風味を加えたお茶。 - Russian Caravan ロシアン・キャラバン
中国茶をブレンド。もとは、らくだのキャラバンで運ばれてきた中国茶につけられた名前。